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 明けましておめでとうございます。
 2011年がいよいよスタートしました。新春に相応しく、東京は穏やかな天気に恵まれ、セールや初詣などですごい人出です。

 今年はまさに変革の年、というのが私の中での大きな位置づけです。音楽界においては、昨年もイヴェントやブログ、ラジオ番組などを通じてことあるごとに言って参りましたように、取り巻く制作環境や音楽をユーザーに届けるシステム、そういったものがここ数年で大きく変化し、もはや今までのような制作・宣伝・流通の考え方は通用しなくなりつつあります。

 と同時に、聴く側もそれに対応して、自身から能動的に正しい情報を集めて対処しないと、欲しい音楽を手に入れることが出来ない、もしくは知らない間に買い逃していた、ということも往々にして起こり得るわけです。

 それは何もパッケージ、ノン・パッケージに限ったことではありません。

 そんな中、求められるのは、やはりきちんとした「作り手側の思い」が込められた音楽、ということになるのでしょう。使い捨ての音楽、今だけの音楽にもう飽き飽きして、本物志向で良いモノを求める、そんな若いリスナー達もどんどん増殖していますし、大変な思いをして輸入盤を手に入れていた昔を知る世代ももう一度立ち上がって、様々な動きを見せています。これは、純粋に音楽ファンとして喜ばしいことです。

 ここ数年、音楽プロデューサーの牧村憲一さんがセミナーや書籍などを通じて「一人一レーベル」を提言されてこられました。私も初期段階からお誘い頂き、牧村さんともこれを含めた様々な音楽の可能性について話し合ってきました。そんな中、たまたま色々な環境が整ったこともあり、既報のように今年2月からヴィヴィド・サウンドさんと共同で新レーベル「FLY HIGH RECORDS」「JET SONGS」を立ち上げることとなりました。現在は2/23にその第1弾としてリリースする、シンガー・ソングライターの玉城ちはるさんのアルバム『ここにいること。』を制作中です。この作品については追ってお知らせしますが、楽曲やアレンジ、演奏については当初の予想を遙かに超える、いい仕上がりです。

 年末ギリギリまでレコーディングし、1日に最初のラフ・ミックスが4曲上がってきました。これを聴きながら、改めて駆け足で進めたレコーディングの様子が次々と甦ってきて、新年早々目頭が熱くなりました。その場でお世話になった方々の笑顔や、その場でのやりとりの記憶は、大切な宝物です。

「FLY HIGH RECORDS」「JET SONGS」についてはこちらを。
http://shyglance.web.fc2.com/index.html

 「偶然は必然」…そんなことばがこの日記でもこれまでに度々登場してきましたが、玉城ちはるさんや、今作のアレンジの多くを担当してくれた菅大祐さんとの出会いも、まさに「偶然は必然」といったものでした。経緯は改めて書きますが、また玉城さんを通じて、例えばかつて私が編集長を務めさせて頂いていた音楽フリー・マガジン「Groovin'」に10年ほど前に連載を寄せて下さったシンガー・ソングライターのハセガワ ミヤコさんや辻香織さんと再会することができたり、「Groovin'」でも度々作品を取り上げていた松本英子さんが『ここにいること。』に参加して下さったり、さらにmixiやTwitterを通じて知り合った様々な方々とご一緒にお仕事できたり、そんなことがこの半年ほどの間に頻繁に起こりました。 旧友との関係復活、そして新たな繋がりも急速に広まりつつあります。

 このほかにも、ちょうど10年ほど前にCymbalsやイヴェント「エスプレッソを、もう一杯」などを通じて知り合ったシトロバル(米山美弥子さん)と再会したり、風街レコード以来となるノラオンナさんと改めてお会いできたり、間接的に知り合いだった多くの方々と今度はリアルに繋がったり、昔では考えられないような方法も加わって新たな仲間も増えました。

 今年はそんな縁と繋がりを大切にしながら、自分たちらしい作品を自分たちの手で広めていきたいと思っております。

 何分にも少人数で進めているプロジェクトが多いため、至らない点も多々ございますが、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2011年1月4日 土橋一夫

PS:今年4月にはK-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」も放送10周年を迎えます!
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2010.01.01 A HAPPY NEW YEAR!!!
早いもので、2010年がスタートしました。
皆様、明けましておめでとうございます。
改めまして本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

昨年は何かとバタバタした日々が続き、実際にやろうと思っていたことの半分も実行に移せず、消化不良気味な1年となってしまいました。今年はもう少し計画的に、やるべきことをきっちり実現させていけたらと思っております。

フリー・マガジン『Groovin'』は昨年10月で創刊10周年、またK-MIXで放送中の音楽番組「ようこそ夢街名曲堂へ!」も、多くの方々のご協力やリスナーの方々の応援を頂き、今年の4月には丸9年になります。この番組、2001年にスタートした時点では、いつまで続けられるのだろうか?と正直なところ心配しながら毎回改編期を迎えておりましたが、こんな趣味趣味音楽の番組を続けていられるのも、長門芳郎さんやスタッフ、K-MIXの関係者の皆様のご理解とリスナーの方の支えがあってのことと思い、心から嬉しく思います。

なお新年最初の放送は、1/2(土)21:00~です。恒例となりました、武蔵小山のレコード店、ペット・サウンズ・レコード店主の森勉さんをお迎えしてのポップス四方山話「新春放談2010」を2週に渡ってお送りいたします。聴ける環境の方はどうぞチェックしてみて下さい。

今年は1つ、目標を立てました。それは「外に出て、多くの方に実際にお会いすること」です。

私もこの音楽業界に入って、今年で早いもので20周年になるのですが、今までのことを振り返ってみますと、人との出会いがその後の活動や方向性に大きな影響を与える、ということが本当に多かった気がします。どなたかのご紹介で偶然出会った方と親友になれたり、またそれがきっかけで一緒にお仕事させて頂くことになったり、そういうことの積み重ねが今の自分を作っていると言っても過言ではありません。そう考えると、すごく恵まれた20年だったとも言えます。ただしこれは、自分の殻に引きこもっていたのでは決して得ることはできません。やはり外に向かって行かないと。

ここ数年、自分の中ではちょっと引っ込み思案だった面もありましたので、今年は積極的に外へ出て、新たなことにもチャレンジしていきたいと思っております。
「偶然は必然」…そんなことが、この20年で学んだ一番の実感でしょうか。

ということで、また何らかの機会でお会いすることも多いかと思いますが、その節にはどうぞよろしくお願い致します。

2010年が、皆様にとっても、そして音楽業界にとっても素晴らしい1年になりますように。
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