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2009.05.04 下北沢散歩
 この連休は初日から天気に恵まれ、気持ちいいお散歩日和。ちょうど先々週あたりから仕事の方も連休前進行でかなり前倒しになって、今回は本当に休み前に入稿がおわるのか?かなり心配な事態のギリギリのところで作業は進み、どうにか4月末に無事終了。毎度のことながら何とかならないものかと考えても、結局変わらずに同じことを毎年繰り返している気がします。
 そういう時に限ってお誘いやイヴェントは多いもので、4/22には表参道で行われていた画家の和代人平さんの個展にお邪魔して「光り絵」を堪能し、4/24には青山MANDALAでCINEMAのライヴ、そして先週は写真家HABUさんの個展の最終日にお邪魔し、それぞれ素晴らしいものを拝見してきました。このところバタバタして目の前にあるものを終わらせることに終始している毎日だからこそ、こういう時間って本当に大切なんだな、とつくづく思いました。そしてまた新たなアイディアとやる気も湧いてきました。
 先日、このところすっかりご無沙汰していたレコード屋さんにふらっと出かけてみました。場所は下北沢。約1年ぶりに訪れた「FLASH DISC RANCH」は、基本的に昔と変わっておらず、いつ行ってもホッとできる希有な空間です。いつの間にやらアメリカ盤シングル・コーナーが増えていて、とりあえず7インチばかり6枚購入。このお店とはもう25年ぐらいのお付き合いで、つまり学生の頃から通っている大事な場所。かつて今のお店の半分の広さで営業していた頃から、色々とレコードについて教えて頂きました。特に印象に残っているのは、かつて600円でデニス・ウィルソンのアルバム『パシフィック・オーシャン・ブルー』のオリジナル・アメリカ盤を買ったこと、それからニック・ロウやモーターズなどのアルバムを安価なアメリカ盤でほとんど揃えられたこと。そういえばブルース・ジョンストンの1stアルバム(デルファイ・オリジナル盤)『サーファーズ・パジャマ・パーティー』もここで見つけて買いました。昔から安いことと掘り出し物があることで知られるお店でしたが、今なおその姿勢は変わっていません。その後数カ所を廻って、久しぶりにノアルイズ・レコードへ寄って店主の阿部君とお喋り。阿部君とも既に10数年のお付き合いになりました。相変わらずレア盤が並ぶ店内から、パンダ・ベリーの7インチ・シングル「GIMME JIMMY/ONE OF THESE DAYS」(Challenge-9182)を購入。ちなみにこのシングル、両面とも作者がフィレス・レコードから1枚だけシングルをリリースしているアル・ハザンなのです。阿部君とも久しぶりに会って色々と情報交換も出来ました。
 このところ、僕自身もネット通販でCDやレコードなどを購入することが多くなりました。単に買うのが簡単だから、という理由ばかりではないのですが、特に都内はレコ屋さんの閉店が相次いでおり、昔みたいに「あの店に行けばこれなら絶対に手に入る」っていうような勘も働かなくなりました。また大型店に行っても明らかに在庫を減らしてあったりして、その結果「時間をかけて廻っても見つからない、無駄足だった」という経験が多くなってきたからです。もちろんその中でも頑張っている店はあるのですが、そうするとついついネットで…ということに。下北沢のお店のようにやはり対面で話をしながら買う、というのはいいものです。
 何でこんなことを書いたかと言いますと、最近僕自身が大好きなUKやヨーロッパのインディーズ系/特にネオアコなどのアナログやCDを買うのに、以前なら某大型外資系店に行けば簡単に手に入ったものが、最近はなかなか店頭で見かけることも少なくなり、新譜でさえもどこで手に入れようか困ることがあるなのからです。特に自分のラジオ番組でいち早く紹介したいというものも多く、発売日に店頭に足を運ぶのですが、なかなか見つからない…。こんな時に頼りにしているのが、今は通販のみの営業となってしまったAPPLE CRUMBLE RECORDさん。しかし店頭では同じような経験をされている方も多いのではないでしょうか?以前、渋谷のULTRA3や池袋のON STAGE YAMANOが閉店した頃には、よく音楽好きの業界の方とお会いすると「最近、どこでCDやレコード買ってます?」っていう会話が挨拶代わりになっていたこともありました。

 ずっと応援しているUKはグラスゴーをベースに活動するカメラ・オブスキューラのニュー・アルバム『My Maudlin Career』が4月下旬に遂にリリースされたのですが、この新作もさすが大型輸入盤店などにはCDが並んでいますが、先行でシングル・カットされた「French Navy」は今のところ全く店頭でお目にかかれません。たまらずにとりあえずUKのレコ屋から取り寄せました。前作が素晴らしすぎたために今回はどんな感じなのかちょっと不安だったのですが、『My Maudlin Career』は聴けば聴くほど味わいが増すスルメ・レコードでした。これは自信を持ってお薦めします。

 その他にも以前から押しているスペインのElefantレーベルのCooperやCola Jet Set、Fitness Foreverなど、このところは良い作品が目白押しです。また6/6のケンウッドでのイヴェントでもご紹介できたらと思います。

 それから最後に、忌野清志郎さんのこと。僕は特に熱心なファンというわけではありませんでしたし、ご一緒に仕事をさせて頂いたこともないのですが、やはりRCサクセションやHISなどにおける清志郎さんの印象は、鮮明に大きく心に焼き付いています。高校時代の親友、A君はRCの大ファンで、よく部室で僕にRCのナンバーを聴かせてくれました。そんな彼に僕は、RC加入前の新井田耕造さんが在籍していたグループだよ、ということで、杉真理&レッド・ストライプスの2枚組『NICE PAIR』のレコードを貸しました。杉さんをはじめ色々な方から「清志郎さんってホントはこういう人なんだよ」っていうお話を伺ったこともあります。そんな素の部分に触れるたび、一度お会いして色々とお話をきいてみたいなと思うようになっていました。清志郎さんの悲報は、本当に残念でなりません。心からご冥福をお祈りいたします。
 杉真理さんのブログ↓に、清志郎さんとの思い出が綴られています。
http://love-pop.music.coocan.jp/message/

 それから最後にお知らせを。
その1:音楽サイト「Off Stage Talk」がオープンしました。アーティストへのインタヴューを聴くことが出来ます。林立夫さんや杉真理さん、ハミングキッチン、伊藤銀次さん、佐野史郎さんなど素晴らしいラインナップです。どうぞチェックしてみて下さい。
http://offstagetalk.com/


その2:佐野史郎さんと仲間たちの写真展が開催中です。こちらも是非足を運んでみて下さい。
☆第一回『りす写友会』写真展「アルバス」
日時:2009年4月30日(木)~5月12日(火)
   11:00~19:00(5月6日休館)入場無料
会場:フォトエントランス日比谷/東京都千代田区有楽町1-1-2日比谷三井ビルディング1F/電話:03-3500-5957 http://www.hibiya.com/S35108.html
日比谷シャンテ側 三井プラザ入口よりお入りください。スターバックスコーヒーの裏となります。
出展者:佐野史郎、小川功、小豆沢茂、伊東俊介、柴崎友香、船寄剛、藤本智士、清永洋、tsukao、鍵岡龍介
企画・協賛:フジフイルム 協賛:ハクバ写真産業株式会社


その3:BOXのライヴが決まりました。8月14日(金)@表参道FABです。ちょうどお盆の時期ですが、次はいつ見られるか分かりませんので絶対にお見逃しのないように!

BOXライヴ「Journey To The Summer」
■ 日時:2009年8月14日(金)18:15 OPEN/19:00 STARAT
■ 会場:東京・表参道 FAB(渋谷区神宮前4-2-12 WES)
■ 出演:BOX
(杉真理 [Vo, G, Cho]/松尾清憲 [Vo, G, Key, Cho]/小室和幸 [Vo,B, Cho]/田上正和 [G, Cho] with 島村英二 [Ds]/小泉信彦 [Key])
■ チケット:前売 5000円/当日 5500円(税込/1ドリンク別途500円)
■ チケット発売:
・5月中旬~杉真理ファンクラブ/松尾清憲ファンクラブにて先行発売あり
(詳しくは5月中旬までにファンクラブ会員宛でお送りするDMをご覧下さい)
・一般発売:2009年5月31日(日)~販売開始(ぴあ/ローソン)
■ お問い合わせ:表参道 FAB
 TEL:03-5772-8566/info@fab-web.net
■ 表参道 FAB ホームページ http://www.fab-web.net


その4:私の師匠の1人であるブライアン鷲尾さんが店長を務める「すみや静岡本店」が、4月25日にリニューアル・オープンしました!従来は2Fにも分散していた音楽ソフト売り場が1Fに集結し、より見やすく充実したフロアとなりました。アナログ盤やCDをはじめとする中古ソフトを扱う「サウンド・キッチン」も1Fに移動し、好評を得ているそうです。静岡近郊の方、是非足を運んでみて下さい。店舗の様子は、すみや鈴木君のブログ↓で!
http://soultrane.blog120.fc2.com/blog-entry-37.html
なお5月30日には3Fにある「おれんじホール」で、センチメンタル・シティ・ロマンスの告井延隆さんのライヴも行われます。


その5:次回の「Pied Piper Days-ようこそ夢街カフェの指定席へ」第33回ですが、6月6日(土)に行います。今回のゲストは、元ソニー・ミュージックの洋楽ディレクター、岡田了さんをゲストにお迎えして「洋楽制作の現場から」というテーマでお送りいたします。洋楽ディレクターとして、30年以上に渡って活躍された岡田さんならではの貴重なお話を聞くことが出来る、またとない機会ですので、どうぞ遊びにいらして下さい。入場無料、ただしご予約が必要です(5月7日 10:00~受付開始)。今回から開催時間が1時間早まりましたので、お間違えのないように。

「Pied Piper Days-ようこそ夢街カフェの指定席へ」第33回
洋楽制作の現場から~岡田了さんをお迎えして
●日時:2009年6月6日(土)16:00-18:00(開場15:45) ※時間帯が変わりました。ご注意下さい。
●場所:東京・ケンウッド スクエア・丸の内
●出演:長門芳郎(Believe In Magic)/
    土橋一夫(「Groovin'」編集長/Surf's Up Design)
●ゲスト:岡田了
●入場無料/要予約 ※5/7(木)10:00から受付開始
 予約受付:TEL:03-3213-8775 (ケンウッド スクエア・丸の内)まで
●定員:50名(お申込みの順番で立ち見になることもございます。また座席数が30弱の為、当日15:45より予約順に御着席戴きます。その時間に来られない場合は後回しとなり、御着席いただけない場合もあります。なお、複数での申込みで、遅れて来られる方の席の確保は開始直前までとさせて戴きます。また事前にご予約のない方のご参加はできません。ご了承下さい。)
●内容:この「Pied Piper Days」は、FM番組「ようこそ夢街名曲堂へ!」でも共演する長門芳郎+土橋一夫が、洋楽・J-POPSを問わずその時々に合った気になる曲を、お喋りと共に選りすぐりでお届けする音楽イヴェント。今回はソニー・ミュージックで洋楽ディレクターとして、30年以上に渡って活躍された岡田了さんをお迎えして、「洋楽制作の現場から」と題して様々な洋楽にまつわるお話を中心にお送りする、洋楽ファン必見の内容です。さらに恒例のリイシュー盤や新譜情報、試聴など、ここだけの濃い内容をご用意して皆様のご来場をお待ちしております。
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